背中合わせの『自由』と『楽』
仕事において、
『自由』と『不自由』どちらがいいですか?
と尋ねたら、ほぼ全員が『自由』を選びます。
『楽』と『楽じゃない』では?
にも、ほぼ全員が『楽』と答えます。
『自由』で『楽』な仕事を求める人が大勢いる世の中で、
『自由』で『楽』な仕事をしている人はどのくらいいるのでしょうか。
『自由』には、責任が伴って、
『楽』には、制約が伴います。
さて、あなたは
『自由』と『楽』、どちらを選びますか?
不自由な子がいました。
上の決めることは絶対、反発したら叩かれる。
したいこともできなくて、従うしかなくて、自分がなくなっていって、
それでも抜け出さなかったのは、その環境が彼女にとって『楽』だったからです。
悩み苦しんでいる人がいました。
このまま前に進むべきか、進路変更をすべきか、あるいはしばらく立ち止まって援助を待つか、
なかなか決められなかったのは、選択ができるという『自由』があったからです。
『自由』くんと、『楽』ちゃんは、いつも背中合わせで、
どちらもが自分に向いてくれることはないのかも知れません。
さて、改めて問いましょう。
『自由』と『楽』、どちらを選びますか?
久々に文章を書きました。
またたまに更新します。